2023年4月からSafeology研究所の活動を再定義いたします

2023年4月からSafeology研究所の活動を再定義し、徐々に活発にしていく予定ですので、ご期待ください、

従来から行ってきた、「コトのデザイン実践講座」「ライフデザインポートフォリオ」はもとより、コロナ禍のため開催を見送っていた「リトリート」も再開したいと考えております。また、研究員の共著で出版したPBL設計と運営の蓄積がありますので、そのノウハウをお知らせする講座やPBLの運営サポートも視野に置いて、メンバーで議論をしていきたいと考えております。

すこし議論の時間が必要となりますので、夏から秋をめどに新しい取り組みを実施していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

Safeology研究所研究員の共著の本が出版されました

出版される本は『ディープ・アクティブラーニングのはじめ方』と『コトのデザイン』の2冊です。

『ディープ・アクティブラーニングのはじめ方 つながりのなかに主体性を取り戻す』 の方は、山川修と早川公の共著で、福井県内の大学間連携プロジェクトFレックスで7年間開催してきた、地域の問題解決型PBL(Project-Based Learning)授業のノウハウをまとめたものです。「問いを立てる」ことと「信頼関係を創る」ことに焦点をあてPBLを設計していますが、これがディープ・アクティブラーニングでいう「深い理解」と「深い関与」につながっていきます。具体的な授業運営としてはd.schoolが提唱しているデザイン思考と、立教大学や早稲田大学で実施しされているリーダーシップトレーニングの枠組みを取り入れています。

『ディープ・アクティブラーニングのはじめ方』の目次は以下のようです。
第1章 ディープ・アクティブラーニングとは何か
第2章 つながりづくり(リーダーシップ)
第3章 問いの育み(デザイン思考)
第4章 授業設計と実践
第5章 評価方法
第6章 授業設計の基礎となる理論
第7章 地域PBLをオンラインで実施する

『コトのデザイン 発想力を取り戻す』の方は、谷内眞之助と山川修の共著で、抱えている課題に対して調査(サーベイ)を通して、いかに問題定義(何を解決すべきか)まで結び付ける方法論です。谷内の専門がデザインなので、デザインの専門家が日常的に使っている発想を引き出す手法を踏襲しながら、どういうプロセスを経て問題定義まで結び付けるかを解説しています。

『コトのデザイン』の目次は以下のようです。
第1章 なぜ教育にコトのデザインが必要か
第2章 コトのデザインとは
第3章 コトのデザインを授業の中に組み込む
第4章 発想の基本
第5章 コトのデザイン演習

コトのデザイン実践講座をオンラインで開催します

コトのデザイン実践講座ですが,昨今の状況に鑑み,Zoomを使ったオンライン講座とすることにいたしました.それに伴い,グループ参加のみとしていた参加条件を,個人参加もできるようにしましたので,よろしくお願いたします.

https://safeology.org/wp/ws/ws20200516/

ライフデザイン・ポートフォリオ講座を開講します

今まで、各地の大学の公開講座で開催しておりましたが、ライフデザイン・ポートフォリオ講座を、完全オンライン(Zoom利用)で、6月27日(土)28日(日)に開講いたします。ご興味がある方は、下記からどうぞ。
https://safeology.org/wp/ws/ws20200627/

定員に達しましたので,申込終了とさせていただきます.

コトのデザイン実践講座の開催日程を延期しました

5月中旬から始める予定だった「コトのデザイン実践講座」ですが、福井県内で新型コロナウィルスの感染が拡大していることを受け、9月末~3月に、延期いたしました。詳細は、下記をご覧ください。
https://safeology.org/wp/ws/ws20200516/

第1回笑来(みらい)リトリートが終了しました

今回実施した、第1回笑来(みらい)リトリートは、からだとこころを観察するマインドフルネス(MF)と、人生の核心を探求するライフデザイン・ポートフォリオ(LP)を組み合わせ、合宿形式で実施しました。

今まで、MFかLPか、どちらか一つしか実施してこなかったので、両方を一つのプログラムの中で、一緒にやるというのは社会人向けには初めての試みでした。

さらに、リトリートということで、宿泊しているので、朝早くからヨーガのアーサナ、呼吸法、瞑想にも取り組みました。

これに加えて、食事は、マクロビオテックや精進料理など、丁寧につくられたものを提供してもらい、リトリート全体にわたって、からだ、こころ、つながり、みなもと、の多様な面から自分自身をケアするという意図で実施しました。

はじめての試みが多かったので、どうなるか心配しましたが、ご協力いただいた方々の細かい配慮や、参加者の方々の熱意もにも支えられて、こちらが考えていたより、かなりうまく展開したのではないかと思います。

また、禅の里笑来という場も、すごく快適でした。

この結果にはげまされて、世間が落ち着いたら、2泊3日のリトリートだけでなく、1泊2日のリトリートも含めて、企画したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

コトのデザイン実践講座のアナウンス始めました

 地域の問題解決型の授業の中でデザイン思考を使っています。この授業は、福井県内の高等教育機関(大学、短大、高専)に所属する学生が履修できるのだが、デザインを専門とする学生はほとんどいないので、地域の問題をどう取り扱うかというフレームワークとしてデザイン思考を使っています。
 デザイン思考には、共感、問題定義、創造、プロトタイプ、テスト、という過程があります。この中では、共感から問題定義が一番難しいです。本当は、一度、問題定義をしたあとで、再度フィールドワークをして、それを修正(またはひっくり返す)ということもやった方がいいのですが、授業の中でやっていると、時間的な制約から、エイヤッと決めて次に進んでしまうことが多いです。
 今回実施する「コトのデザイン実践講座」では、この難しい共感から問題定義のところを、デザインが専門の講師から、いつも使っている方法を伝授してもらい、実際に試行錯誤をしながらやってみるという講座です。
 対象となっている課題の周りにあるモノゴトを眺めて、記録して、整理して、アイデアを出すという、問題解決(の前段階の問題定義)に対するまったく新しいアプローチを体験することができると思います。
 ご興味がある方は、こちらをどうぞ。
https://safeology.org/wp/ws/ws20200516/

笑来(みらい)リトリートのアナウンスをはじめました

Safeology研究所の最初の活動として、マインドフルネスとライフデザイン・ポートフォリオをミックスした、笑来(みらい)リトリートを2020年3月20日~22日に開催いたします。

笑来(みらい)リトリートの詳細は下記からご覧ください。
https://safeology.org/wp/ws/ws20200320/