Safeology研究所研究員の共著の本が出版されました

出版される本は『ディープ・アクティブラーニングのはじめ方』と『コトのデザイン』の2冊です。

『ディープ・アクティブラーニングのはじめ方 つながりのなかに主体性を取り戻す』 の方は、山川修と早川公の共著で、福井県内の大学間連携プロジェクトFレックスで7年間開催してきた、地域の問題解決型PBL(Project-Based Learning)授業のノウハウをまとめたものです。「問いを立てる」ことと「信頼関係を創る」ことに焦点をあてPBLを設計していますが、これがディープ・アクティブラーニングでいう「深い理解」と「深い関与」につながっていきます。具体的な授業運営としてはd.schoolが提唱しているデザイン思考と、立教大学や早稲田大学で実施しされているリーダーシップトレーニングの枠組みを取り入れています。

『ディープ・アクティブラーニングのはじめ方』の目次は以下のようです。
第1章 ディープ・アクティブラーニングとは何か
第2章 つながりづくり(リーダーシップ)
第3章 問いの育み(デザイン思考)
第4章 授業設計と実践
第5章 評価方法
第6章 授業設計の基礎となる理論
第7章 地域PBLをオンラインで実施する

『コトのデザイン 発想力を取り戻す』の方は、谷内眞之助と山川修の共著で、抱えている課題に対して調査(サーベイ)を通して、いかに問題定義(何を解決すべきか)まで結び付ける方法論です。谷内の専門がデザインなので、デザインの専門家が日常的に使っている発想を引き出す手法を踏襲しながら、どういうプロセスを経て問題定義まで結び付けるかを解説しています。

『コトのデザイン』の目次は以下のようです。
第1章 なぜ教育にコトのデザインが必要か
第2章 コトのデザインとは
第3章 コトのデザインを授業の中に組み込む
第4章 発想の基本
第5章 コトのデザイン演習

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